2017年7月28日金曜日

『週刊韓国ニュース第122号』(2017.7.28)

≪「丁未7条約」110年-南北海外の女性団体が共同アピール文≫

日本が朝鮮半島での統監府政治を徹底するために強行した「丁未7条約」(第3次韓日協約)110年を迎え、6・15南側委員会女性本部、6・15北側委員会女性分科委員会、在日韓国民主女性会、在日本朝鮮民主女性同盟は7月24日、共同アピール文「日帝の国家犯罪を総清算させるための全民族的な運動を果敢に展開していこう」を発表した。
共同アピール文を確認する6・15南側委員会女性本部のメンバー


≪良心囚釈放を求め8回目の「大統領府行進」≫
 
 朴槿恵政権の政治弾圧などにより獄中にいる良心囚(政治犯)に関し、良心囚釈放推進委員会(推進委)は7月22日、ソウルの光化門周辺で「大統領府国民巡礼行進」を行い、光復節に良心囚37人全員を釈放するよう求めた。
良心囚釈放推進委員会が大統領府に向けてデモ行進している
囚人服を意味する青い服を来て「8・15(光復節)特赦」を求める市民ら
大統領府前で特赦を求める良心囚の家族と市民ら

2017年7月21日金曜日

『週刊韓国ニュース第121号』(2017.7.21)

≪6・15南側委員会が趙明均統一相と面談「8・15共同行事」への協力要請≫

6・15共同宣言南側委員会の李昌馥・常任代表議長らは7月17日、ソウルの政府庁舎で趙明均統一相と面談し、6・15南北海外委員長会議、8・15民族共同行事などに対する政府の協力を要請した。
趙明均統一相(右から2人目)と面談する李昌馥・常任代表議長(左から2人目)と6・15南側委員会メンバー


≪大統領府で「朴槿恵ゲート」の関連書類見つかる≫

大統領府は7月14日、民政首席秘書官室で朴槿恵前政権時に作成された約300種類の書類を発見したと発表、一部を公開した。17日にも関連書類を追加で発見したと明らかにした。発見した書類は合計1361件。発見された書類には「朴槿恵ゲート」に関連するメモが含まれている。
大統領府の報道官が7月14日、民政首席秘書官室で発見した朴政権時のメモを公開している
発見された朴政権時のメモ


≪良心囚の家族、政府の「特赦拒否」に抗議≫

大統領府が7月18日に「8・15特赦は日程上、物理的に不可能」と発表したことを受け、良心囚釈放推進委員会は19日、大統領府前で記者会見を開き「大統領府発表に対する立場」を発表し、抗議書簡を大統領府に伝達した。
良心囚の家族らが抗議書簡を大統領府に伝達した

2017年7月14日金曜日

『週刊韓国ニュース第120号』(2017.7.14)

≪進歩大統合のための「新民衆政党」結党準備委員会が発足≫

 進歩大統合と「新たな進歩政党」建設のための「新民衆政党(仮)」の結党発起人大会と結党準備委員会発足式が7月9日、国会議員会館で開かれ、無所属の金鍾勲、尹鍾五議員の他、全国農民会総連盟、韓国進歩連帯など各界人士が参加した。
金鍾勲議員(常任代表、前列中央)、尹鍾五議員(前列、右から4人目)ら結党発起人大会参加者
参加者がプラカードを手にスローガンを叫んでいる
あいさつする金鍾勲常任代表


≪10・4宣言10周年に離散家族再会を-文大統領がベルリンで「新朝鮮半島平和ビジョン」発表≫


G20に参加するためドイツを訪問中の文在寅大統領は7月7日、旧ベルリン市役所での招請演説を通じ、「新朝鮮半島平和ビジョン」(平和ビジョン)を発表した。
平和ビジョンでは、△6・15共同宣言と10・4宣言に回帰など、文政権の対北政策を示し、当面して、△10・4宣言10周年を契機とした離散家族再会事業と、そのための南北赤十字会談の開催などを提案した。
平和ビジョンを発表する文在寅大統領


≪光化門広場で良心囚釈放を求める文化祭開く≫

良心囚釈放推進委員会(推進委)は7月8日、ソウルの光化門広場で「民主主義と人権のための良心囚釈放文化祭」を開催し、市民ら約2000人が参加した。推進委によると、獄中にいる良心囚は現在、民主労総の韓サンギュン委員長、旧統合進歩党の李石基前議員ら38人。
文化祭での1000人パフォーマンス-キャンドルをかたどった「傘のパフォーマンス」
文化祭での1000人パフォーマンス-良心囚釈放を求める「巨大横断幕」
文化祭には約2000人が参加した
良心囚釈放を求めキャンドルを掲げる参加者ら
歌手・李ハンチョル氏のコンサート

2017年7月7日金曜日

『週刊韓国ニュース第119号』(2017.7.7)

≪7・4声明45周年-汎民連が共同決議文、6・15南側委員会も討論会≫

祖国統一汎民族連合(汎民連)南側本部は7月4日、ソウルの政府庁舎前で記者会見を開き、「7・4共同声明発表45周年記念 汎民連南側本部・北側本部・海外本部共同決議文」を発表した。
6・15共同宣言実践南側委員会も同日、ソウルの国会議員会館で7・4共同声明45周年を記念する討論会「韓米首脳会談後における南北関係復元の展望と課題」を開催した。
汎民連は記者会見で共同決議文を発表した
6・15南側委員会が主催した討論会


≪ニューヨーク・タイムズ紙「トランプに対北オプションがない」≫

米国のニューヨーク・タイムズ紙は7月4日、「トランプには北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に対応するオプションがない」という記事を通じ、「北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験で、米国本土を攻撃できる軍事力を見せた。米国政府は戦略的ジレンマに陥っている」と分析した。
「トランプには対北オプションがない」と分析したニューヨークタイムズ紙の記事