2018年1月19日金曜日

『週刊韓国ニュース第143号』(2018.1.19)

≪南北合同入場に統一チーム、金剛山で南北合同行事も-南北が11項目の共同報道文を発表≫

平昌(ピョンチャン)オリンピック・パラリンピックと関連して、南北高位級会談が1月17日、板門店で開かれ、11項目の共同報道文が発表された。
報道文では、△統一旗を手に南北合同入場△女子アイスホッケーの統一チーム結成△北側は応援団を派遣し、南側応援団と南北双方の選手を合同応援する△開会前に金剛山で南北合同文化行事の開催などを推進するとした。
南北高位級会談で合意文を交換する南側の千海成・統一省次官(右)と北側の田鍾秀・祖国平和統一委員会副委員長
アイスホッケー韓国代表チームを激励する文在寅(ムン・ジェイン)大統領(右から2人目、1.17)


≪李明博元大統領の側近が不正資金容疑で逮捕-李元大統領にも捜査の可能性≫

ソウル中央地検は1月17日、李明博(イ・ミョンバク)政権時の金(キム)ペクチュン元大統領府総務企画官と金ジンモ元民政第2秘書官を、国家情報院(国情院)から不正資金を受け取った容疑で逮捕した。
検察は李元大統領の関与を追及するものとみられており、李元大統領に対する捜査が急速に進展する可能性がある。
検察に出頭する金ペクチュン元企画官
検察に出頭する金ジンモ元秘書官


≪「分離・分散・統制」大統領府が3大権力機構の改革案を発表≫

 曺国(チョ・グク)大統領府民政首席秘書官は1月14日、国情院、検察、警察の「分離・分散・統制」を目的とした改革案を発表した。
 改革案では、国情院について△国内
政治情報の収集禁止△対共捜査権の警察移管△監査院・国会の統制-などの改革を行い、「対北・海外活動の専門情報機関として再生する」とした。
改革案を説明する曺秘書官(右)

現行の3大権力機構

文政権の改革案

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